SNSを始める前に知っておくべき注意点

SNSはとっても便利で楽しい反面、様々なトラブル、もしくは犯罪にまでに発展する可能性を含んでいます。SNSにまつわるトラブルに巻き込まれないように、始める前に知っておきたい注意点をまとめました。

1.個人情報の公開と無断掲載

SNSでは好きな情報を発信できます。もちろん自分の住所や電話番号など個人情報も公開することはできますが、不特定多数の人に閲覧される場合、思わぬ悪用をされる可能性があります。個人情報を公開する場合は公開範囲などの設定を確認し、友人しか閲覧できないようにするなどして自衛することが大切です。

また、人の個人情報を無断で掲載するのは絶対にNG。プライバシーの侵害に当てはまります。

2.画像を掲載するときは慎重に

SNS上で観光地や飲食店の画像を公開するのはよく見られる光景です。しかしここでも細心の注意が必要です。たとえば観光スポットの写真を撮った際に、他人の顔が明確に写っていたり、車のナンバーが写っていたり、個人を特定できるようなものがあるかもしれません。これも他人のプライバシーを侵害していることになるので、人物やナンバーにぼかしを入れるなど、個人情報が伝わらないような工夫をしましょう。

さらに、画像にはGPS機能で日時や撮影場所などさまざまな情報が含まれている場合があります。個人を特定される恐れがあるので、位置情報が付いた画像を掲載しないように注意しましょう。少しの油断がストーカー被害などの事件につながることもあります。画像の情報はしっかりと確認してください。

3.掲載する内容は吟味して

不特定多数の人が閲覧するSNSに書く文章は公的なものです。たとえ軽い気持ちであっても、誰かの悪口、誹謗中傷を書き込むべきではありません。名誉棄損で裁判に発展することもあります。

4.短縮URLに注意

文字数が限られているSNS では特に、他のサイトに誘導する際に短縮URLを張り付けることがあります。通常のURLより文字数が短縮されており、少ない文字数で誘導できるためです。しかし短縮URLでは実際どんなサイトに誘導されているのかわかりません。ワンクリック詐欺などの悪質なページに誘導するケースもあるので十分注意しましょう。短縮URLを元のURLに戻すWEB サービスもあるので、心配な場合は利用してみましょう。